タロットカードにはどんな種類がある?正しい選び方も紹介!
タロット占いに挑戦するためには、タロットカードが必要です。
ただ、タロットカードにも様々な種類がありますので、
「どれを選べばいいの?」
となってしまいますよね。
そこでこの記事では、タロットカードの種類や、正しい選び方について詳しく解説していきます。
タロットカードにはどんな種類がある?
タロットカードの種類は、大きく分けると2つあります。
それは、
・マルセイユ版
・ウェイト版
です。
以下、それぞれのタロットカードの特徴や歴史について、詳しく解説していきます。
マルセイユ版
マルセイユ版は、18世紀のフランス革命の頃に、マルセイユで大量生産されたタロットカードです。
このカードは、現在のタロットカードの基盤とも言われていて、
・大アルカナ→22枚
・子アルカナ→56枚
によって構成されています。
ウェイト版
続いては、1908年にロンドンで誕生したウェイト版のタロットカードです。
マルセイユ版は、どちらかというと本格的なタロット占いで使用されることが多く、初心者の中には、
「使いにくい」
と感じる方もいます。
一方、ウェイト版というのは、絵柄からインスピレーションを受けて意味を読み取ることができますので、初心者向けと言えるのです。
珍しい種類のタロットカードもある?
タロットカードの種類は、大きく分けると上記2つですが、世界には珍しい種類のタロットカードも存在しています。
以下、上級者向けの珍しいタロットカードをいくつか紹介していきます。
トートタロット
トートタロットというのは、ウェイト版やマルセイユ版とカード構成が異なります。
このカードは、アレイスター・クロウリーという人物が出版した「トートの書」をもとに作られています。
中には、トートタロットを使ってみたいと考える方もいると思いますが、先ほども解説したように、カード構成がウェイト版やマルセイユ版と大きく異なりますので、基礎知識が身についていない方にはおすすめできません。
イーチンタロット
イーチンタロットというのは、中国の易経の模様を書き込んで作られたタロットカードです。
このタロットカードは、64枚のカードで構成されているのですが、易の知識がない場合は使いこなすことができませんので注意しましょう。
日本製タロット
日本製のタロットカードと聞くと、どこか安心感を覚えますよね。
ただ、
「日本製だから」
という安易な考えで選ぶのはおすすめできません。
なぜなら、日本製のタロットカードの中には、一般的なウェイト版やマルセイユ版とカード構成が異なるものも多く販売されているからです。
これからタロット占いを始める初心者の方は、先ほど解説した、
・ウェイト版
・マルセイユ版
のどちらかを選ぶようにしましょう。
タロットカードの正しい選び方
では次に、タロットカードの正しい選び方について、詳しく解説していきます。
波長を確認する
タロットカードを選ぶ際は、自分との波長を確認することが大切です。
要するに、
「直感を信じて選ぶべき」
ということです。
タロット占い初心者には、ウェイト版やマルセイユ版がおすすめですが、トートタロットや日本製のタロットなど、特殊なカードに強く惹かれたのであれば、一度試してみると良いでしょう。
大きさ
タロットカードを選ぶ際は、大きさにも注目しましょう。
初心者の中には、トランプ程度の大きさをイメージしている方もいると思いますが、タロットカードはトランプよりもはるかに大きいです。
自分の手に合っていないカードを選んでしまうと、シャッフルやカットの際に苦労することになりますので注意しましょう。
デザイン
タロットカードには、様々なデザインのものがあります。
大切なのは、自分が気に入ったデザインのカードを選ぶことです。
タロットカードというのは、運勢を読み解くパワーのあるカードですので、インスピレーションを大切にしながら選んでみてください。
タロットカード選びよりも大切なことがあるって本当?
タロットカードには様々な種類がありますので、自分に合ったカードを慎重に選んでいかなければなりません。
ただ、タロット占いを始める際は、カード選びももちろん大切なのですが、何よりも技術を磨くことが大切です。
知識や技術がなければ、自分に合っているカードでも正しく操ることができなくなり、結果として占いの精度も落ちてしまうのです。
タロット占いの技術を身に付ける方法はたくさんありますが、最も手っ取り早いのは経験者の指導を受けることです。
当サイトでは、タロット占い初心者の方のための講座を開講していますので、興味がある方はお気軽にご相談ください。
まとめ
タロット占いを始める際は、タロットカードを用意する必要があります。
ただ、タロットカードにはたくさんの種類があり、それぞれで特徴が異なります。
適当に選んでしまうと、後悔する可能性が高くなりますので、今回紹介したことを参考にしながら、慎重に選ぶようにしましょう。