タロット占いでの大アルカナと小アルカナの使い分けの仕方

月森です、今回は、

・タロットカードの分類

・相談内容によって
大アルカナと小アルカナを
どのように使い分けるか

について重要ポイントを解説していきます。

タロットカードの分類と構成

タロットカードは78 枚あり、
大きく分けて「大アルカナ22 枚」と
「小アルカナ56 枚」に分かれます。

「アルカナ」とはラテン語で「秘密」「神秘」という意味があります。

さらに、小アルカナは40 枚の数札と、16 枚のコート（宮廷）カードに分かれます。

・⼤アルカナ22 枚
・⼩アルカナ56 枚（数札40 枚＋コートカード16 枚）

それぞれの違いは以下の通りです。

次に大アルカナと小アルカナの使い分けについてお話します。

大アルカナと小アルカナの使い分けについて

実際にリーディングするときは、
大アルカナ22 枚だけ使用する場合もあれば、
小アルカナを含めて78 枚使用する場合もあります。

大アルカナカードは
より抽象的な意味合いをもっています。

それは、潜在意識レベルの話だからです。

内面的な深い問題を
含むテーマについて
原因を探求する場合は、
⼤アルカナのみを使います。

ちなみにカードの配置の仕方の事を
専門用語でスプレッドと呼びますので
覚えておいてください。

大アルカナのみで占える事

大アルカナは、

ワンオラクル(1 枚引き)
ツーカード(2 枚引き)
スリーカード(3 枚引き)

など枚数が少なくても
かなり深いメッセージが得られます。

たとえ ば、大アルカナは、

など、そのことについて深く考えたいときに効果的です。

大アルカナと小アルカナ(フルデッキ)で占える事

そして、

などを総合的に鑑定する場合は、
78 枚全部のカードを使うほうが
読みやすいです。

・大アルカナカードが全体に占める割合
・スート（ワンド、ソード、カップ、コイン）の割合
・どの数字が多いか

などを⾒ることで、
より深いリーディングが可能です。

実際に、変形ヘキサグラム12 枚などで
大アルカナカードが1 枚も出てこない場合、
問題が質問者に与える影響が小さいか、
さほど重要でない事が読めます。

逆に、大アルカナが多く出た場合、
その問題が質問者に人生レベルで
大きな影響を与えることを表します。

このように、抱えている
問題の重要さを知りたい時は、
78 枚でリーディングすると
分かりやすいです。

また、二者間の性格の違いや
関係性を⾒るときに、
コートカードのみを使うこともあります。

タロットカードは、
こう使わなければならない
というはっきりした決まりはありません。

がんじがらめに、

・大アルカナのみで占うことはできない
・常に78枚を使わなければならない

と型にはめて考えるのは勿体ないです。

質問内容に応じて⼤アルカナだけ使うのか、
フルデッキ使うのか、コートカードだけ使うのか
どのスプレッドを使うのか
など、あなたなりに工夫して下さい。

何度も試すうちに
あなたにとって
しっくりくる方法が
必ず見つかりますよ。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。