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タロットリーディング動画講座【死神編】

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死神の読み方をはじめから動画講座で丁寧に解説!

こんにちは、月森です。

タロットカード 大アルカナ13番:「死神(デス)」のカードの解説です。

 

死神の世界観

 

これも見た目が怖いので、一見すると、不吉なカードだと思われがちなのですが、違います。

全てのカードに言えることですが、悪いカードという概念は捨てて下さい。

死神を一言で表現すると、ズバリそれは「断捨離カード」です。

「死神」のカードは、「死神がやってきて、悪い習慣を殺してくれて、その後に朝日が昇る」というカードなんですね。

だから「死」というよりも、「死と再生」のカードです。

死に神よりも、後ろの朝日にスポットを当てても良いでしょう。

 

全てのカードに使えるリーディングテクニックの解説

カードの味方でパッと意味が浮かぶ方法を1つご紹介します。

それが「遠映と近映で読む方法(遠近法テクニック)」です。

死神のカードは、遠近法の近くに見える部分だけ見ると、残酷かつ悲惨な状況ですが、絵の遠くの方では太陽が昇っているのが見えますよね。

だから死と再生って見ただけで浮かんできますね。

遠くに見える2本の柱は女教皇のカードでもお伝えしたように対立概念ですから、2本の門柱がそれぞれ「生と死」を表すものだと解釈できますね。

門の向こうには太陽が見えて、新しい生命が生まれる、現世であることがうかがえます。

要するに近景が現在、遠景が未来を表すのです。

ちなみに近くに見えるほうの絵で、亡くなってるのは誰かわかりますか?

よく見ると「王冠」が転がっていますので、4番の「皇帝」が亡くなっています。

ちなみに拝んでいるのは5番の「教皇」ですね。

血の涙を流している教皇ですが、命乞いをしているのか、女性と子供だけは、助けて欲しいと頼んでいるのか..と、いろいろな想像ができますね。

このカードは「どんなに地位や名誉とか権力があったとしても、避けられない現象はある。死は誰にでも平等にやってくる。」というメッセージを発信しているのですね。

 

シンボリックメソッド(逆五芒星)

死神が持っている旗に書かれている花は、神秘のバラとかミスティック·ローズと呼ばれていて、このバラが人の生命そのものを表しているのだとタロットカードの作者さん自身が語っています。

昔から西洋では、5枚の花びらのバラは「完成した人間」の象徴と言われていて、つぼみの状態から外へ向かって花びらを広げてゆく姿から、「拡大と発展」というキーワードが結びつけられてきました。

5枚の花びらを持っている花は、5つの点をつないだ図形、つまり五角形、五芒星としても表されていて、四つ足の動物に理性という頭部を備えた生き物、つまり、人間を示すものとも考えられてきました。

錬金術では、五芒星(ペンタグラム)は「完成者、賢者、守護」を表す記号です。

でも、よくよくこのバラを見ると「死神」のバラは、五芒星が逆さまになった逆五芒星の形で描かれていることに注目しましょう。

逆五芒星は、未完成の人間の象徴で不完全に終わった作業を表します。

だから不完全な作業を断捨離するっていう意味になりますね。

対面鑑定中に「死神」ってカードが出ると、「いやだこんなの、私死んじゃうんですか?」と怖がる方もいらっしゃいますが、実際は「死神」のカードは全然、怖くなくて、むしろ悪いものを捨て去っていいものが現われるので、このカードが出たら、純粋に喜んでいいと思います。

余談ですが、ウェイトスミス版では「死神」ですが、マルセイユ版では名無しの13番のカードで、カードのイメージからどんなメッセージを受け取るかは個々人に委ねられているという意味でも安易に「死」という部分に反応して怖がる必要はないという事です。

 

シンボリックメソッド(ホルン)

 

あと、落ちてるホルンは魂を導いてくれるツールだと言われています。

このホルンも死んだら終わりでは無い、そこからが新たなスタートということを表しているんですね。

やはり、死神は強いカードですよね。

命を乞う人々は、どんなに命を乞うたとしても、不必要なものであればバッサリと容赦なく刈り取られてしまいます。

有無も言わせず「容赦なく」ですから、強制力は強いですよ。

でも、古いものを捨てないと新しいものが入ってこないのが自然の摂理なんです。

例えば、タンスの肥やしを捨てなければ新しい洋服を入れられなくて散らかるのと一緒で、もっと良いものを手に入れるために何かを捨てる必要って絶対ありますよね。

その時は喪失感でいっぱいになったり、寂しくなったり、「これ捨てたら後悔しそうだな」みたいな気持ちが残るんですけど、後々考えると、逆にもっと良いものが手に入って良かったなって思える時が必ず来ますよね。

 

キリストとの関連性

11番から「キリストの物語」という説もあって、「使命を全うしたのか、最後の審判にかけられて、磔の刑にあって死ぬ(人類の罪をかぶるという使命を死んで果たす)」という見方もあります。

わかりやすいので参考にしてみて下さいね。

それでは、数の解説をしますね。

 

13という数字が表す意味

 

西洋では「13」は不吉な数字として忌み嫌われています。

「13」っていうのは、「12+1」なんですね。

「12(完全数)+1(新たなスタート)」…今までの完全な世界があったんだけども、そこの完璧な世界から一個生み出されると、完璧な世界が滅んで新しい世界が始まる、というそういう意味でもありますね。

→なぜ12が完全数なのか分からない方は「12番吊るされた男」の記事をご覧ください。

そして他にも完璧な12に対して、12より1つ多い13は、その調和を乱すもの破壊の数と考えられていました。

固定概念を破壊して、新しい価値観を生み出す数と言えますね。

それから、13は1と3に単数分解できますね。

3=生み出す力を表すのですが、必要か不要かに関わらず何でも作る「女帝」とは圧倒的に違うところが「死神」にはあります。

「死神」は、「不要なものはバッサリ切り捨て、必要なものだけを再生する」という格段レベルの高い生産性を表します。

要するに「何かが終わる」ことにスポットライトが当たったカードですので、⼀時的に停滞や⾏き詰まりを感じますが、新しい段階に移⾏するタイミング、ステップアップの時なのだと前向きに捉えると良いですね。

 

死神が正位置で出た場合の読み方

 

死神が正位置で出た場合は、

・断捨離する

・1つの物事を終わらせる

・ターニングポイントが訪れる

 

..というように読みます。

 

このカードが出ると、「嫌だった会社をやめて、転職できる」とか、「苦手だと思っていた人が、やっと自分から離れてくれる」とか「今の恋人と別れて、もっと深い愛を追求できるパートナーに出会える」とか、そういうタイミングが訪れるというお知らせと捉えると良いでしょう。

終わって始まるから、

「大手製菓会社の明治さんの人気商品『カール』のように不採算部門の販売を縮小する決断をして、新しい、収益が上がるビジネスが立ち上がってくる」とかも死神のカードは示してくれます。

「いやな人間関係が断ち切れて、いい友達ができる」とか「嫌な物事と縁が切れる」とか、一時的には寂しい思いをしても、長期的に考えたらものすごくステップアップできることをこのカードは教えてくれています。

 

死神が逆位置で出た場合の読み方

 

逆位置の場合は、

 

・なかなか断ち切れない・このままズルズルと行く

・区切りをつけられない

・踏ん切りがつかない

・上手く切り替わらない

・やり直す

 

..という読み方になります。

 

逆位置の場合も、「終わる」ことに変わりはありませんが、バッサリいけない所があります。

なので、キーワードとして「復縁」などとでるのは「終わったように見せかけて終わっていない復縁」のパターンです。

(本当の復縁は、審判のカードが出ます。)

終わらせようと思ったけど、断ち切れない、ズルズルいっちゃうっていうイメージです。

他にも、本当は今の恋人と別れたほうが良いと頭では分かっているのに別れられない、嫌な会社を辞めたいのにここまでやってきたからと執着してしまってなかなかやめられない、とかそういう時にもこのカードは出ます。

 

相談者さんへのアドバイス

 

逆位置で出た時のアドバイスは、

 

・終わらせなければならないのに断ち切れない理由は何か?

・なぜそこまで踏ん切りがつかないのか?

 

..ということを考えると解決の糸口が見えてきます。

 

まとめ

ステップアップのためには整理整頓、断捨離が必要です。

勇気を出して古いものを捨てれば、必ず新しくてもっと良いものが手に入ります。

次回は14番の節制のカードを解説していきます。

このカードにもたくさんの秘密が隠されていますので、楽しみにお待ちいただければと思います。

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今回も最後までご視聴いただき、ありがとうございました。

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