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タロットリーディング動画講座【悪魔編】

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年間3000人の鑑定を元に、鑑定データを整理。 タロット占い、 九星気学、ホラリー九星術、周易を教える講師として、経営者様、起業を目指す方に売上をUP風水コンサルティングを行なっております。

悪魔の読み方をはじめから動画講座で丁寧に解説!

こんにちは、月森です。

タロットカード大アルカナ15番の「悪魔(ザ・デビル)」のカードの解説をします。

 

悪魔の世界観

早速シンボルを見ていきましょう。

まず、色ですが、全体的に黒いんですね。

黒は、闇を表していて、全体に占める黒の割合が多いと、比較的ネガティブな意味合いが強くなります。

「悪魔」のカードと名付けられていますが、実は主役は、悪魔の下にいる「男性と女性」ですね。

悪魔に繋がれているんですけど、ものすごく緩いですよね。

だから、この二人は、「本当は逃げ出せるのに、居心地が良すぎて逃げ出さない」とか「誘惑に負けて快楽に入り浸る」とか「自分で好き好んでその状態にハマってるんじゃないの?」とか、そういう自堕落な状態を表しているのがこのカードの特徴ですね。

本質的に「悪魔が現われる!怖い」というカードじゃなくて、存在するか分からないこの「悪魔」というものに、取り込まれているような状態を、自分で作ってるだけだという警告ですね。

警告だから、今気付けば大丈夫だということなんです。

たとえば、

「暴力を振るう彼氏と中々別れられないんです」という場合を考えていきましょう。

一般的な感覚として、

「そんなに酷い彼氏であなたがそこまで嫌がるのなら、結婚してるわけじゃないから別れた方がいいんじゃない?」

..と思いますよね?

でも、それを伝えると、

「え!?でも、彼優しいところもあるし、私がいないとダメで私も彼がいないとダメなんです。優しい時は私にだけすごく優しくしてくれるんですよ」

「え?別れる?あ〜、それは考えたことはなかったですね。そんな選択肢があったんですね!?」

「彼は私を必要としてるだけなんです。私にしか見せない部分なんです。だから、いつか変わってくれるって信じたいんですけど..」

..という典型的なリアルだめんずウォーカーになっている場合もこのカードは出ます。

この場合、目の前のことしか見えてなくて、自分の状況を他人目線で見た時にどうなの?っていう見方ができない状態になっているんですね。

例の場合は「誰が見ても気付くだろう」っていう状況ですけど、意外なことにご本人は依存していたり、囚われていたりすることに気づいていないんです。

だから、そこから転じて「古い固定概念に囚われている」ということもありますよね。

たとえば、「正社員で、毎月20万円以上の給料がなければ生活ができない」とか「せっかく安定収入が入ってくるし、辞めても保証もないからもう仕方ないんだ」というような固定観念に囚われてしまって本当は嫌なのにそこから逃げ出せずにずるずる続けて、時間だけが過ぎてしまうとかもそのパターンですね。

あとは、悪魔ですから惹きつける魔⼒は甚大です。

「魔性の女」のようなイメージをすると非常に分かりやすいでしょう。

短期的な欲望を満たすだけと割り切り、明日に活かすなら良い⼒となりますが、ハマる罠に陥ったようにになります。

この場合、薬になるか毒になるかは紙一重です。

だから「誘惑に負けそう」のような意味合いが出てくるわけですね。

そして、この「悪魔」なんですけど、その正体は、バフォメットという悪魔だと言われています。

角が生えていますが、これは「山羊(やぎ)の角」といわれていますね。

「山羊」というのは、シンボルとしては、性欲旺盛な面や頭突きしてくる凶暴さから「色欲」「悪魔」のシンボルとしてキリスト教ではあまり良い扱いはされていない面があります。

そして、昔遊牧民の間で、山羊がセックスの対象にされていたという過去があるということで「男女が裸で肉体関係に溺れる」とかそういうときには、今でも象徴として「山羊」が使われる事があります。

ちなみに頭のところにある、逆になっている五茫星は、「デビルズスター」と呼ばれるシンボルです。

逆五芒星が表すのは、「自堕落」とか「不運」、「神への冒涜」といった地の果てに落ちた状態です。

それからこのカードは6番の恋人たちのカードとも似ています。

「恋人たち」は禁断の果実を食べる前で純粋無垢な愛を表しました。

「悪魔」は、その実を食べた後です。

「快楽に溺れて、居心地が良すぎてそこからもう抜け出せない」というカードですね。

それから、このカードは5番の教皇とも似ていますよね。

右手、向かって左側の手を上げるのは洗脳を表し、たいまつを逆に持つのは神への冒涜を表します。

ちなみに悪魔の手には「数字の4が逆になったもの」が書かれていますが、これは4番の皇帝の秩序の逆だからルールを守らない、アウトロー的とかそういったことを表します。

それからこの4の逆のように見えるものは、占星術では土星を表す記号で、悪や不運を表すとともに、限界や、弱さも示しています。

誘惑に負けてしまう、自分の弱さという感じですね。

悪魔はギリシャ神話だと、「デーモン」といわれます。

ユダヤでは、「サタン」といわれます。

日本では「鬼」ですね。

だから、どの世界でも、「悪の象徴」というのは何かに例えられていますね。

たとえば、お子さんに「いいことをしなきゃダメ!」「良い子にしなさい!」っていうよりも、「そういうことをすると、鬼が現われて食べられちゃうかもしれないよ。昔、こういう話があってね(省略)..」と言った方が、悪いことをしなくなりますよね。

本来、悪魔というのは、教育的に悪いことを戒めるために、「悪」という概念を擬人化したのだというようにいわれています。

それから、絵をみてくださいね。

向かって右側にいる男性には尻尾が生えていて、悪魔の松明(たいまつ)から導火線のように火が燃え移っているようにも見えます。

尻尾は理性がないことの象徴で、本能的な欲望に溺れるという意味になります。

向かって右側の女性は、尻尾の先にぶどうが生えていて、ぶどうは、快楽と豊かさの象徴です。

なので、この女性は、お金や享楽的な事に酔いやすいということを表しています。

甘い誘惑っていうのは、本能的に抵抗することが出来ないものが多いんですよね。

男性だったら「お金目当ての若くて綺麗な女性からの誘い」だったり、女性なら「たとえ体目当てだとしても、褒めてくれたり甘い言葉を言ってくれる男性」には負けてしまうこともあると思います。

このカードが伝えたいことは、その弱みに漬け込む悪魔によって、私たちの誰もが快楽に溺れたり堕落したりする可能性があるということです。

ただ、このカードの作者のウエイト博士は、「二人の男女はまだ知性を持った表情をしていて一時的にこうなっているだけで気付けば抜け出せる」ということをおっしゃっています。

なので、このカードも、怖がらせるのが目的ではなくて、気付けばいつでも抜け出せるという、希望をみせてくれていることが伝わってきますよね。

 

15という数字が表す意味

それでは数の解説をしていきます。

これは「15番」のカードなんですが、15を単数で足していくと1+5=6で恋人たちになります。

6番が堕落したものが15番という関係性があります。

6番の恋人たちのカードは4+2で4番の皇帝の物欲と2番の女教皇の理性で必要なレベルに抑えられていて調和できているので、愛やコミュニケーションという意味でポジティブな意味になります。

しかし、15番の悪魔は「1+5=6」ですが、この場合、自分だけ気持ちよければいいという身勝手な性欲とか、肉欲に溺れすぎたら愛じゃなくてタダの堕落した欲でネガティブな意味になります。

でも、これって紙一重だと思うんです。

6番の恋人たちもコミュニケーション不足や、お互いの努力なしに依存し始めたらいつでも愛ではなく堕落した関係に陥りやすい危うさを秘めています。

それってお互いに限りある大切な命の時間を投資しているのに虚しいと思いませんか?

セフレとか、ソフレとか、相手の気持ちを考えずにそういう関係を平気でできてしまう人は、後にいつまでも自分の心の空洞が埋められない事に苦しみますし、相手の苦しみの波動が伝わり、いつまでたっても満たされないループを繰り返してしまいます。

本当に愛のある関係は、いつでもお互いを大切に思い合い、二人で成長しながら高め合い、どんな困難でも乗り越えられる強い絆で結ばれています。

困難が起きた時に「二人の責任だから一緒に頑張ろう」と言い合えるなら強い絆で結ばれた関係と言えますが、壁にぶつかった時に片方が逃げ出すような関係の場合、お互いのために見直す必要があります。

それから、悪魔が広げた手の指は5本で、教皇を思い起こさせませんか?

実際15は[5+5+5]ですよね。

5番の教皇は、良き教えをする人です。

ですが、「過ぎたるは及ばざる如し」という諺の通り、良い洗脳も行きすぎると、悪い洗脳になることがあります。

たとえば、最初は感謝されるような教えをして、人助けをしていても、その教えに依存させてしまって、その教えを絶対的なものにしすぎてしまった場合を考えてみましょう。

信じてくれた人が妄信的になりすぎて、何でも言うことを聞くようになって自分で選択できなくなってしまったり、「それがないと生きられない」というレベルまで陥ってしまった場合はもう良い洗脳とは言えませんよね。

それから、15は7+8でもあります。

つまり、7番は戦車で8番は力ですよね。

戦車のカードも力のカードも、どう本能と向き合うかということがテーマでしたよね。

戦車は突っ走らないように自制して、力はマイナスの感情を否定せずに受け入れながら理性で手なづけて乗り越えるんですよね。

つまり、7+8は、誘惑から抜け出すためのヒントの数を表します。

「忘れちゃった」という方はもう一度戦車と力のカードの復習をしてみてくださいね。

→戦車のカードの解説

→力のカードの解説

ちなみに、時間のない方は動画解説をお勧めします。

一般的な講義の速度は1分間で300から400字と言われます。

ですが、私の話す速度は、1分で650〜800字。

つまり、「2倍速」で見聞きする“速聴”の効果があります。

科学的に実証された速聴の効果は、

・脳の様々な部位が活性化され、記憶の定着度が上がる
・右脳が活性化されることにより、潜在能力が開花する
・単純に時間短縮ができる

というものです。

時間がなくても、見るだけで記憶に残り、リーディングができる工夫やサイト内に記載していない内容、サブリミナル的な工夫もしていますので繰り返し、復習して下さいね。

 

悪魔が正位置で出た場合の読み方

 

このカードが正位置で出たら、

 

・快楽に溺れる

・わかっちゃいるけどやめられないことがある


・お金や物に執着する


・欲に負ける


・肉体関係に溺れる


・甘い誘惑に負ける

・短期的にものすごいメリットを感じるものに心を奪われてしまう

 

..というキーワードが浮かび上がります。

それはなんか、倫理的に良くないかもしれないけど、実際やってる本人は楽しいという感じなんです。

楽しいから抜け出せないわけですね。

恋愛関係で、不倫、セフレがいるときにもこのカードは良くでます。

 

悪魔が逆位置で出た場合の読み方

じゃあ、逆位置なるとどうなるかというと、この鎖が外れるので、

 

・誘惑を断ち切ることができる

・解放される


・執着や束縛から解き放たれて自由になる

 

..といういう読み方になります。

たとえば、しつこかった彼氏から開放されて自由になるとか、会社に縛られていたんだけど、辞めて自由になる、という感じになります。

 

悪魔のカードが出てきた場合の全般的なアドバイス

今回は逆位置の方が良い意味になるので正位置で出た執着の乗り越え方についてお話しします。

依存とか執着って言葉はネガティブに聞こえますけど、弱ってるときっていうのは誰でも何かにすがりたくなる物ですし、そういう時期が必要なことも実際ありますよね。

たとえば失恋した直後は、「彼なしじゃ生きていけない!」とか、何かを失った後に、「これじゃなきゃ駄目!」という気持ちを「もういいかな?」ってくらいまで味わい尽くしたら、自然と次へ進めるものですよね。

でも、実際鑑定していて、何年たっても抜けられないっていう例もたくさん見てきました。

執着から抜け出すためには、たとえば、別れた恋人とか、敵わない相手に執着してしまう人には「愛されなかった自分」を受け入れる事がまずはファーストステップです。

そのあと、一度は「愛されなかった自分を認めたくない、認めるのが怖い」となってしまうのが当たり前なんです。

でも、それすらも一旦手放してみると、もっと大切に愛を注いでくれる人があらわれます。

不思議なんですけど、復縁の相談に乗ってて、こちらが何を提案しても

「でも私は彼じゃなきゃ嫌です!」

..と言っていた方に10人ぐらい他の男性に会ってもらうと、その中でときめく人ができて復縁よりも新しい恋となる人も結構出てきます。

それでもっと不思議な事に、逆に、魅力が増したからこそ、元彼が迎えに来たりします。

でも、彼女は一瞬は揺れるものの、すでに他に好きな人ができたとか新しい彼氏ができたから「もう遅いよ」とフッてしまったとか…。

そして、振られた元彼は大ショックみたいなこともあるわけです。

「あんなに好きでいてくれたのにいきなり何で?」みたいな感じです。

でも、女性は基本的に上書き保存型ですからこれは仕方のない話でもあります。

男性の場合は名前をつけて保存タイプが多い傾向になります。

だから「きっとあいつは別れても俺を好きでいてくれるだろう」という思考が浮かび易いのですが、女性はもっと良い男性を見つけてしまった場合、その恋一筋になるために元彼は忘れます。

例外はもちろんありますが、女性は優秀な遺伝子を残すために遺伝子レベルで一人の男性を深く愛せるようにプログラミングされています。

だから、このすれ違いで、自分を好きでいてくれた元カノを本当に失って、今度は自分から追いかけてみたものの遅くて後悔するパターンが多いのも頷けます。

この例は、意外に多くありますね。

 

まとめ

何かの考えに囚われすぎているときには、いったん手放すと、問題が解決することがほとんどです。

そして、一見メリットが多そうで、短期的な快楽を叶えてくれるものは毒にも薬にもなるので、うまく使いこなせる智慧を身につけるか、手を出さない選択をすることが、長期的に見たときに良い結果が生まれるということをこのカードは教えてくれていますよ。

はい、いかがでしたでしょうか。

ちょっと、長くなってしまいましたが、私、コピーライティングおたくなんで許してくださいね!

次回は、16番塔のカードの解説をしていきます。

このカードは先にいってしまうと、78枚中、もっともネガティブな意味が強いカードで警告の意味もありますけど、占いで先にわかってしまえば、この結果が起こらないように対策できるんですから、ありがたいカードです。

この解説についても楽しみにお待ちいただければ嬉しいです。

また、この動画へのご意見、ご感想、リクエストなどあったらコメント欄に記入していただけるとありがたいですっというのと良かったらチャンネル登録をお願いします!

そしてタロット占いに興味が有るとか、初心者さんとか、人生をよくするための占いの本質は何なのかってことに興味が有る方は、この動画の説明欄からメルマガ登録をしていただけると嬉しいです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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Comment

  1. 幸地 より:

    本当に凄い。
    感動です

    • 月森 由奈 より:

      幸地さん

      コメントありがとうございます。

      ものすごく励みになります^^

      これからも

      「感動した」

      と思っていただけるようなコンテンツ作りに励みます。

      今後ともよろしくお願いいたします。

      ありがとうございます。

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