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自己肯定感が低いお客様への心理学的アプローチとは?

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年間3000人の鑑定を元に、鑑定データを整理。 タロット占い、 九星気学、ホラリー九星術、周易を教える講師として、経営者様、起業を目指す方に売上をUP風水コンサルティングを行なっております。

月森です。

今回は最近ものすごく増えていて
社会的な問題に発展しつつある

 

・自己肯定感が低い
・自己虐待する
・インナーチャイルドが傷ついている
・アダルトチルドレン

 

などの傾向が見られるお客様への
心理学的なアプローチを
シェアいたします。

この記事を読むことで、

・自己肯定感が著しく低い方

の苦しみを解いて、
楽にしてあげながら、
自信を持って未来に進んでいただける
セッションがあなたにもできるようになります。

責任感と暗示(自己虐待)の関係

相談者さんは本当に複雑な
心の問題を抱えている方がいらっしゃいます。

先日、
50代公務員女性のKさんが
こんな悩みを話されました。

※ Kさんより
仮名による掲載許可を
いただいております。

彼女は、

「私のせいでいつも
物事がうまくいかない
気がするんです..」

「私さえいなければ良かったのかな..」

「子供達がこんなになったのは
私の育て方や愛情が
足りなかったんじゃないかと思うと
責任を感じてしまうんです..」

「私ってなんでこういつも
ダメな女なんだろうって..」

いつも自分を責めてしまって
生きる価値を見失ってしまうんです..」

このような相談は少なくありません。

「理想」と「現実」とのギャップに苦しんでいる

Kさんのようなケースの場合、
思い描いていた未来と
現実がかけ離れている事に対して
葛藤が起こります。

たとえば、

「あの時に私がもっと
別の選択をしていれば
もっと今幸せだったかもしれない」

というような感じです。

このように、結果から
自己否定をする
「原因と根拠」を探し出し、
自己虐待が始まり苦しみの
スパイラルへと嵌ります。

○ 悩みってなぁに?

実は、私たちの悩みの本質は
「理想」と「現実」の
ギャップから湧き上がるものです。

目標があるから悩みがあります。

逆に目標がないものは、

・迷い
・不安

のどちらかに分類されます。

 

悩みがある=理想の未来を実現できる

私たちは、
悩みがあるからこそ、
行動できます。

悩みは理想の未来を
手に入れるための
パスポートです。

○不幸のスパイラルは潜在意識の扱い方が鍵!

私たちは、
悩みの原因と根拠を探すことで
安心感を得ようとする習性があります。

分からない事や
見えない未来の不安から
回避しようとします。

だからこそ、悩んだ時、
「占い」を本能的に
求めるんですね。

●自己虐待の暗示サイクル

自己虐待、マイナスの自己暗示を
起こすサイクルと仕組みを簡単に解説します。

 

1.理想と現実的ギャップに葛藤する
(「こんなハズじゃなかった!」という悩み)
2.潜在意識が原因を探求しようとする
3.過去の選択ミスが重大な原因と思い込んだり、苦しみの意味を見出そうとする
4.自己虐待を繰り返す

 

○人は自分が出した答えを疑ったりしません…

私たちは経験に基づいた
常識の範囲でしか解決方法が
見つかりません。

これが思い込み、信念、固定観念の原因になります。

○心の属性

私たちは誰もが

「間違い」

「忘れ」

「気が変わる」

という性質を持ちます。

誰でも間違うし、
忘れるし、
気持ち(感情)が
変わるのが人間です。

感情は波ですから、
どんなにポーカーフェイスの人でも
必ず感情の変化はあります。

外側に出やすいか、
内側に秘めやすいかの
違いがあるだけです。

私たちは、答えが分からないと
「不安」になります。

事実であってもなくても、
好ましくなくても、
「答え」求め安心したいのです。

だから私たち、鑑定士や
占い、開運コンサルタントが
必要とされています。

占いジプシーをする方は
不安が強い方で、
自己肯定感が低い方が
とても多いです。

占いジプシーから抜け出すためには
自己肯定感を高めてあげる
アプローチしかありません。

自己虐待の暗示を解く方法

それでは、

 

・自己虐待の暗示
・自分でかけてしまったネガティブな自己催眠

 

を解くためのマインドセット、具体的な方法を解説します。

 

○心理の本質

「自分が決めたこと」は
自分で変えられます。

「他人が決めたこと」は
本人以外には変えられません。

このマインドを持てるように
繰り返し、促していきましょう。

 

○100%自分原因説で全て解決(責任の所在は?)

私には、ビジネスのメンターがいます。

その方に「全ては自己責任!」という
マインドセットを教えていただきました。

例えば、

「インドでお婆さんが転んだ
を自分のせいだと思え」

と、言われたんですね。

正直、最初は意味がわからなかったです^^;

でも、

・目の前で誰かが怪我をしていた、
・家族が借金をした
・仲間のお客さんに大変な事があった、
・仲間の家族が病気になった

という事をまるで自分の身に
起きたかのように3年間
責任を取り続けてきました。

すると、逆に人生が思い通りになってきたんです。

 

・目の前で起こることは全てが自分の責任だと感じた瞬間から、色々なことがコントロール出来るようになる

・「私のせいじゃない」と思った瞬間にコントロール権を失って自分が被害者になり何も出来ない

 

私たちは、良くも悪くも
選択と決断をして
行動をした結果、
現在の人生となっています。

たとえ、誰かに誠意や愛情を
注いであげても相手は、
こちらの理想通りになりません。

他人は一切コントロールできません。

でも、その時にガックリするのでは
相手に自分の人生をコントロールされる
被害者になってしまいます。

例えば、
どんなに相手に尽くしても、
何も返してくれなかったとします。

しかし、それは

「尽くすと自分が決めたこと」

です。

だからこそ、
人生の責任、決断と選択の責任は
「自分」にあると捉えるんです。

そうすることで、
全て自分でコントロール
できるようになります。

被害者ではなくなります。

相手が思い通りにならない事に
葛藤したり、
自分の中に根拠や
非を探し出そうとして
自己否定するのが自己虐待です。

自分で自分に
不幸の自己暗示を
かけてしまっているようなものです。

この自己虐待グセがあると
あなたの人生は不幸になります。

ではどうすれば
自己虐待グセ、
自己肯定感の低さを回避して
主体的に多幸感に満ちた
人生を送れるのでしょうか?

ここで具体的な解決ステップをご紹介します。

自己虐待の自己暗示を解く6ステップ

Step1:主語の復活

「誰が決め」て「誰がやっているのか?」

常に主語をつけます。

Step2:全称代名詞を具体的にする(自己暗示を解く)

全称代名詞とは、

 

「いつも」
「誰も」
「全て」
「嫌なことばかり」
「みんなが」
「ずっと」
「今まで」
「これからも」

 

などの代名詞のことです。

 

例えば、

 

・皆って具体的に誰と誰と誰なのか
・ずっとは24時間365日全てなのか
・これからの未来って?(え?預言者なの(笑)未来が分かるの?)
・全てってホントに全部なの?具体的に教えてください

というように正していきます。

過去は未来ではありません。

現実(今)は存在しますが
過去と未来は
存在しません。

たとえ記憶があっても
過去は存在しません。

未来も存在しません。

私たちは心の中で勝手に
過去を思い出して悩んだり
葛藤したりしますが
現実には存在しませんし
終わったしまった過去は
やり直しが出来ません。

コントロール不可です。

過去を考えても疲れて
苦しみを増やしてしまうだけです。

※できるのは過去に対する意味づけを変えるだけです。

未来を考えてもまだそれは
何も起こっていないことです。

なので、過去と未来の不安を
心の中で増やして困らせている
犯人は常に自分自身だということを
覚えておく必要があります。

現在の積み重ねが
未来を作るわけですから
「ずっと不幸」は
ありえないわけです。

過去の捉え方を
今すぐ別の視点に変えれば、
必然的に悪い過去も
糧に変えることが出来ます。

Step3:現実問題か心理問題かを分離する

現実的な問題か
心の問題かを
分けてみる必要があります。

たとえば、借金の問題は、
いくら心配していても
現実的に返済しないと
解決できない問題ですね。

Step4:記憶と感情のメカニズムを理解する

記憶は感情の強さに比例して整理されています。

過去の記憶を強く否定したり、
忘れようとすればするほど
葛藤が起きるので、
他の記憶よりも
思い出しやすくなる
メカニズムがあります。

嫌なことを思い出した時には、
感情を押さえつけるのでなく、

「あの時、辛かったよね」

「あの頃は、苦しかったよね」

「あの場面で、
何もしてあげられなくて
辛い思いをさせてしまって
本当にごめんね。」

と自分の気持ちに寄り添ってあげ、
感情が落ち着くまで
親友の話を聞くように親身に
聞いてあげるようにします。

Step5:論理的一貫性と客観的事実を追求する

「話のつじつまが合うのか」

「根拠があるのか」

「現実に起こっていることなのか」

他人からの暗示や自らの暗示を解く場合、
発言と結果が一致しているのかを
事実に基づいて判断する必要があります。

もし、感情が理性を
上回っている場合は、
感情がおさまってから
判断する必要があります。

感情的になると
正しい判断ができないため
後々後悔する決断になります。

Step6:物事への意味づけの責任は「自分」だと気づく

現象、起きた出来事に
意味や解釈を

付けているのは
いつも自分です。

たとえば、子供の頃に
イジメに苦しんだ少年がその後、
有名なチャンピオンになるケースもあります。

物事は現象ですから
経験した人が
本のタイトルのように
意味付けを決めています 。

だから、あなたの
意味づけ次第で
過去の経験を全て
“宝”にすることもできます。

捉え方、意味づけの仕方に
一般化や全称名詞を使っていないか
よく観察してみてください。

そして私たち鑑定者は、
全称名詞が出た瞬間に

「みんなっていうのは?」
「いつもっていうのは具体的に?」

と正します。

そして、固定観念、
信念、過去の悪い記憶を
学びや宝に変えていけるように
導くのが仕事です。

補足:顕在意識の判断と潜在意識の判断の違いを理解する

・理性(人間脳)
・感情(哺乳類脳)
・本能(爬虫類脳)

は別々な
評価と判断をします。

この3つの脳の働きの違いを
具体的に解説します。

3つの脳の働き

○ 理性(人間脳):
正しいか正しくないか?
合理的か否か?
損か得か?

※理性は合理的に
論理的に物事を判断し、
目的や目標を決定する

目的によっては、
意志の力によって
感情と本能の欲求を
仕切る役割をしています 。

○ 感情(哺乳類脳):
楽しいか楽しくないか?
ワクワクするかつまらないか?

潜在意識は
不安、単調、変化が無いこと
を嫌いワクワクすることが大好物。

だから、善悪の判断はなく
純粋に感情的に「快楽」な
欲求を得ようとします。

つまり、

・楽しいか?
・ワクワクするか?

という価値判断は、

・正しいか?
・社会常識的か?

という判断ができなくなって
しまうという事になります。

「物事を楽しむ」事と
「楽しい事をする」とでは
目的が違います 。

この使い分けが
ポイントです。

○本能:

・安全か危険か?
・辛いか楽か?
・不快か気持ちいいか?

本能は

・長生きしたい
・子孫を残したい
・ご飯を食べたい
・トイレに行きたい

という欲求です。

たとえば、占い、鑑定相談は

“男女関係”

の問題がほとんどです。

7〜8割と言っても過言ではありません。

ビジネスの継続コンサルをしても
必ず恋愛、夫婦関係の相談はあります。

恋愛相談の中で
浮気・不倫相手と
別れられない理由で大きいのが
カラダの相性の良さです。

肉体的な快楽の大きさが
本能欲求が理性的な
判断を狂わせている場合も
少なくはありません。

感情と本能は、
善悪の判断、
社会的な判断は全くありません。

本能は強い刺激を
求める性質があるため、
依存の原因になります。

この本能のコントロールが
長期的に成功する秘訣です。

私たちはいつでも
理性的、論理的に判断を
できていると思い込んでいます。

でも、実は、
潜在意識の欲求から
行動している場合が
ほとんどなんです。

顕在意識と潜在意識では、
行動を起こすキッカケが
全く違います。

たとえば、潜在意識は
善悪の概念はなく
正しいか否かという判断はしません。

よく、自己啓発セミナーで言われる

「楽しいことをやりなさい」

「ワクワクすることを選びなさい」

という概念は、潜在意識に
価値判断させるという思考方法です。

本やセミナーでは潜在意識の
メリットばかりが語られますが
実はデメリットがあります。

それは、潜在意識は、
正しい扱い方を知らないと、
感情の状態に大きく左右され
意思決定に一貫性がなくなる事です。

この辺については
セミナー、ウェビナーで
今度お話する予定です。

まとめ

自己肯定感の低い場合の
マイナス自己暗示の解き方を
まとめます。

負の自己暗示を解き自己肯定感を高める方法まとめ

それでは、最後にマイナス、
ネガティブな呪縛から
解放されて自己肯定感を
高める方法をまとめます。

 

Step1:主語の復活
Step2:全称代名詞を具体的にする(自己暗示を解く)
Step3:現実問題か心理問題かを分離する
Step4:記憶と感情のメカニズムを理解する
Step5:論理的一貫性と客観的事実を追求する
Step6:物事への意味づけの責任は「自分」だと気づく

以上をステップバイステップで
実践して見てください。

たった数回以内の
コンサル・セッションで
自己肯定感の低いお客様の
辛さや苦しみを癒し、
自信を持って未来に進んでいただく
お手伝いができます。

ぜひ、実践してみてくださいね。

やってみたご感想、実践報告を
コメント欄に書き込んでもらえると
嬉しいです。

それでは、今回も
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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年間3000人の鑑定を元に、鑑定データを整理。 タロット占い、 九星気学、ホラリー九星術、周易を教える講師として、経営者様、起業を目指す方に売上をUP風水コンサルティングを行なっております。

Comment

  1. Romy より:

    わたしは、登録者にお仕事を紹介しているのですが、人が相手なので何年もやっていても壁にぶつかりまさに、また今自分を責めています。こちらの記事を目にして泣きそうになりました。悲しくてではなくそうか!と元気出てきました。考え方を変えてまた前進したいと思います。ありがとうございます。

  2. 斉藤 明子 より:

    先生のyoutubeを占い師になりたい友人に紹介したら大絶賛でした!
    彼女も私と同じく占いは独学だったので、理解の方向性が分かったと思います。それ以来、先生の動画にハマったようで悩みの相談がピタッと止まりました。ありがとうございます。
    どんな立場でも相談したい方はいらっしゃるんですよね。
    私は特に相談されやすい体質(?)なので今回の自己肯定感が低いお客様への〜は悩みや不安解決の手順として活用出来そうです。
    と言うか、私のモヤモヤ症候群解決に最適です!

    いつも困ったら先生がヒントを持っていらして支えてくれるのが嬉しく思いますし、感謝の気持ちでいっぱいです。
    ありがとうございます(*^^*)

  3. 福尾和恵 より:

    月森先生
    いつもありがとうございます。
    この記事は、私にとって、これまでの視点が切り替わる衝撃の内容でした。
    3回読んでやっと理解できました。
    理解できてくると、私が必死にもがきながら突き進んできた方向が違っていたんだ、と気づきました。この感覚、この衝撃、なんと表現したらいいのでしょう。気づきがストンと腑に落ちた感じです。

    実は、私は占いは詐欺のようなものだと軽んじて、つい最近までやったことがありませんでした。同じお金を使うなら、と自己啓発の世界にどっぷり浸かってきました。かなりの額に至ります。でもうまくいかない、だからもっと高額なセミナーを受けてみる、そうやって顕在意識の側だけでジタバタしていたんですね。その結果どんどん自己虐待のスパイラルに深くはまって行き・・・。家族もバラバラになってしまいました。

    「身の回りで起きたことに対して、自分のことのように責任を取り続けると、人生が思い通りになって行く」

    私が正反対のことをやり続けてきた結果なんだと、清々しさを感じるほど納得しました。
    これで、ぐるぐると回っていた自己虐待のスパイラルから一歩外に踏み出せたように思います。
    ありがとうございます。

  4. なゆ より:

    月森先生いつもありがとうございます!

    感動しております。

    何回も何回も読ませていただきたいです!

    • 月森 由奈 より:

      なゆ様
      こちらこそ、ありがとうございます!

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