年、月、日の吉方の効果の違いとは?3つを使い分けて都合良く開運チャージする方法
吉方位(きちほうい)とは、その名の通りではありますが運の貯金をし開運する縁起の良い方角のことです。
本体方位とは、陰陽五行説、十干、十二支、九星をベースに人が自然と調和して生きていくために考えられたものとされています。
方位に九星気学や風水、易断などを利用して、その人にとっての吉方位を割り出すことができます。例えば、吉方位へ旅行行ったり、日々の生活の中で出かける先を決めるときに参考にしたりすると運気が上がります。
吉方位の効果
吉方位へ旅行に行くと、いろいろな効果が得られます。
まず、それまでに抱えていたマイナスの運気を吐き出すことができます。悪い運気を強力に吐き出し、幸運への運気を入れていく流れを得ることができるのです。
吉方位は数千年以上前から、自然との調和を大切にしながら幸せになるために使われてきました。
「幸運のエネルギー」は自然界を巡り流れていますが、このエネルギーを引き寄せて開運チャージできるのが、吉方位旅行です。
吉方位旅行へ行くための方法
吉方位旅行へ行くためには、自分にとって吉方位はどの方向なのか?ということを知る必要があります。また、吉時期というものあるため、それも知っておくと良いでしょう。
吉方位を知るためには、最初に生年月日から自分の本命星を算出します。
そこから吉方位を診断したら、自宅の住所で吉方位地図を作成しましょう。
自宅から目的地までの方角が大切になります。
吉方位旅行に行ったら、その土地の気に触れることができるので、運気が上がります。
その土地で採れたものを食べたり、触れたり、地元の人と話したりするだけで、強い気に触れられます。
長く滞在すればするほど効果的ですが、日帰り旅行でも、とても良い運気を入れることができるでしょう。
しかし、いつでも吉方位へ行けばいいというものではありません。
毎年、毎月、毎日、九星が巡回していますから、吉方位の方角が変わったり、吉方位がない時があったり、状況は刻々と変わっていきます。なので、良い時期を選んで、吉方位へ行くというのが基本になります。
「年盤」「月盤」「日盤」は、その人の吉方位と凶方位を表示します。カレンダーの日付を選ぶと、その日の「年盤」「月盤」「日盤」になります。
年月日盤で同じ方角に「最大吉方」や「大吉方」が重なっていることがあります。
吉方位が重なる方角は運気もパワーアップします。この日を狙って吉方位へお出かけすることをおすすめします。
基本の方位盤(定位盤/じょういばん)
方位盤の基本形で、定位盤(じょういばん)とも言います。
基本の方位盤は、「五黄土星」が中宮(中心)に入り、それぞれの方位にそれぞれの九星が定められています。「一白水星は北の星」というのは、この定位盤が基本となっているからです。
五黄土星とは?
五黄土星とは九星気学にある本命星のひとつです。
九星気学には、一白水星(いっぱくすいせい)、二黒土星(じこくどせい)、三碧木星(さんぺきもくせい)、四緑木星(しろくもくせい)、五黄土星(ごおうどせい)、六白金星(ろっぱくきんせい)、七赤金星(しちせききんせい)、八白土星(はっぱくどせい)、九紫火星(きゅうしかせい)の9つの本命星があり、自分がどの本命星に当てはまるかで、運勢や性格、金運、人間関係、投資運の行方、恋愛などを占うことができます。
干支は時刻を示します。「子の刻」とか「午の刻」とか「丑三つどき」など時代劇では使われています。
午の刻は正午なので、午前中とは「正午の前までの時間」を指し、午後は「正午を過ぎた時間から」を指すので、現在の時間名称も十二支が深く関わっています。
吉方位旅行に行った時、「行った当日は、遅くとも22時30分までに部屋に入ること」をルールとしているのは、子の刻(23時〜深夜25時)は、次の日の日盤との切り替わり時間帯なので、子の刻より前に部屋に入っていないと、出発した日に現地入りしたことにならないからです。
9種類の方位盤
九星それぞれが中宮に入る盤ができるので、9種類あります。
こちらの9種類の方位盤が、毎年、毎月、毎日、巡っています。
例:
2019年の年盤は、八白土星が中宮に入る方位盤。
2020年の年盤は、七赤金星が中宮に入る方位盤。
2021年の年盤は、六白金星が中宮に入る方位盤と、8⇒7⇒6と数が減るように巡っています。
月盤も同じく、毎月、方位盤が巡り、日盤も同じように、毎日、方位盤が巡っています。これにより、毎日・毎月・毎年の吉凶方位が変わるわけです。
日盤の影響は、当日から4,7,10日間、その後、除々に影響度は弱くなり長くて2ヶ月(60日)ほどの影響があります。
月盤の影響は、最初の4,7,10ヶ月に強く作用がでて、その後長くて5年 (60ヶ月)の影響があります。
年盤の影響は、4,7,10年に強く作用がでて、その後長くて60年の影響があります。
年盤の影響の中に月盤があり、月盤の影響の中に日盤があります。
なので、年盤で凶方位ならば、いくら月盤で吉方位でも、「凶方位」となりますので要注意。
年盤の影響は、早くて10日目、4ヶ月目から除々に現れます。
月盤の影響は、早くて4日目には現れます。
3泊4日以上の吉方位旅行に行くなら、月盤・日盤共に吉方位であることが、最優先すべき条件となります。
引っ越しなら年盤と月盤を考慮しましょう。
引っ越しは、距離が750mという近距離でも長くそこに留まることになるので、吉方位に引っ越したいのでしたら、年盤+月盤がともに吉方位であることは絶対条件になります。
それぞれの違いは?
毎年、年末になると女性誌などで
「来年のあなたの運勢」
といった占い特集が組まれます。。
「あなたの来年1年は、こんな年になります。こんな良いこともあれば、こんな良くないこともあるかもしれません」
などと紹介されています。
例えばこんなラッキーアイテムを身に着けたり、この方位にでかけてみたりすると運気を上げられますなどのアドバイスが紹介されていますが、こちらは、1年を通した運気や吉方位についての話です。
年の運気というのは、一時的なものではなくその1年を通してずっと持続する性質があります。
しかし、九星気学では月や日という短期的な運気を見ることもできます。
こちらは、短気集中型で、持続時間は短いのですが、その分作用の出方が激しいのが特徴です。
例えば、大晦日に1年を振り返ってみた時、「良い1年でした」「色々とうまくいった年でした」などと感じたとしても、月や日の単位で見れば、良くないことだらけの最悪な日もあったはずです。
365日、全てが自分の都合の良いようにうまくまわるなんてあり得ません。
それでも、今年はトータルでは最高に良い年のハズ」と思っていれば、日々の細々とした不運はなんてことないと思って耐えることができるでしょう。
運気や吉方位を見る時は、長期・短期の両方のスパンで見たほうが、良くないことに見舞われた時に自分自身の気持ちの整理をつけやすいでしょう。
また、不規則な仕事をしている場合、旅行の計画は中々立て辛いですよね。
そんな時は、週に3日お出かけするだけで、運気チャージしながら3週間で「人生変わったわ」と実感できる、おでかけ風水がおすすめです。
吉方位と凶方位が重なってしまった場合
しかし、年・月・日の吉方位と凶方位が重なってしまうことがあるというのが厄介です。
例えば、「今年は自分にとって北東が最大吉方位」という時に、月や日の凶方位欄に「北東」と記されていた場合、最大吉方が凶方位と、混乱してしまいます。
月や日の運気や吉方位の作用は、年のものよりも早く、しかも強く出ることが多いのが特徴です。
つまり、旅行の場合は、年の吉方位であっても、月や日の凶作用で打ち消されてしまうことがあるということです。
(旅行の場合は中長期の海外旅行でもない限り年盤見なくてOKですし..)
しかし、逆に、年の凶方位に当たっている方位であっても、月や日の吉方位になっているのであれば、
年の凶作用の影響が及ばないこともあります。
「何を目的とするか」
でもどの盤を使うかは変わります。
せっかくの良いエネルギーを生かすためにも、目的に応じて年月日の吉方位を使い分けることが大切なのです。
この辺の詳しいことは、おでかけ風水基礎編でお話ししていますので、正しい知識を身につけて鑑定を受けなくとも、吉取りをやってみたい場合は30日間無料なので、学んでみて下さい。
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