九星気学の祐気取り(吉方位取り)の効果はいつ現れる?具体的な顕現期をシェアします!
月森です、今回は、
「九星気学の祐気取り(吉方位取り)の効果はいつ現れる?具体的な顕現期をシェアします!」
というテーマにした理由は、よく、
「吉方位取りって、とったらどのくらいで効果が出るんでしょうか?」
というご質問をいただくからです。
九星気学の祐気取りとは、一般的にいつ頃から効果が表れるのか、具体的にお話していきます。
「1・4・7・10・13の法則」とは
- 吉方位取りの効果が出る時期は、「1・4・7・10・13の法則」に当てはめて考えるのが一般的です。
これはそんなに難しく考える必要はなく、ただ単純に、年盤の効果は、数えの1・4・7・10・13年後に現れ、月盤の効果は、数えの1・4・7・10・13ヶ月後に現れ、日盤の効果は、数えの1・4・7・10・13日後のいずれかのタイミングで効果が出るということです。
時刻盤については気学で言う時刻とは1刻が2時間で12分類された時間があるので、別の計算をします。
詳細は以下の通りです。
丑の刻(01時−03時)
寅の刻(03時−05時)
卯の刻(05時−07時)
辰の刻(07時−09時)
巳の刻(99時−11時)
午の刻(11時−13時)
未の刻(13時−15時)
申の刻(15時−17時)
酉の刻(17時−19時)
戌の刻(19時−21時)
亥の刻(21時−23時)
となります。
なので、
「1・4・7・10・13」の法則を当てはめると..
「1・4・7・10・13」の時刻後ということになり、吉方位を取った時刻から数え初めて、2(1×2)時間・8(4×2)時間・14(7×2)時間・20(10×2)時間・26(13×2)時間後ということになります。
つまり、方位取りした時刻のまるまる1日後になり、数えの14時間後というのは半日後になります。
時刻盤を使うのは、主にお水取りやお砂取りの時のみです。
基本的に、年盤・月盤を問わず吉方位の効果が最も顕著に現われ始めるのは、その方位の「星」が中宮に戻ったときとなります。つまり「星」は各方位を一定の法則で循環していますので、何年後に中宮へ戻るかが分かれば、効果の現れる時期がわかります。
九星気学基礎編の復習になりますが、定位盤の遁行の法則は、中央(中宮)→西北→西→東北→南→北→西南→東→東南から再び中宮に戻ります。
これは九星気学で鑑定するなら、必ず覚えていないといけません。
例えば年盤で東の吉方位を使った場合にはその「星」の「九星」の種類に関係なく法則どおり翌年の立春に東南、その翌年に中宮にもどることになります。
つまりこの2回目の立春から年盤の効果が出始めるという事になります。
※余談ですが、1月に吉方位を使った場合は、翌月にはすぐに立春が来てしまいますので、1回目の立春がそこでカウントされてしまうのです。正直にお話しすると1月の引っ越しや吉方位取りは、効果の面から考えてあまりお勧めしません。
実際に各方位に方位取り(祐気取り)を行なった場合の効果が出る時期を早見表にまとめましたので、ご参照下さい。
「年盤」の効果が顕著に現われる時期について
吉方位取りをした方位 | 効果が現われる時期 |
---|---|
東南 | 吉方位取り(祐気取り)をしてから1回目(次の年)の立春からor9年後 |
東 | 吉方位取り(祐気取り)をしてから2回目の立春から |
西南 | 吉方位取り(祐気取り)をしてから3回目の立春から |
北 | 吉方位取り(祐気取り)をしてから4回目の立春から |
南 | 吉方位取り(祐気取り)をしてから5回目の立春から |
東北 | 吉方位取り(祐気取り)をしてから6回目の立春から |
西 | 吉方位取り(祐気取り)をしてから7回目の立春から |
西北 | 吉方位取り(祐気取り)をしてから8回目の立春から |
実際にこの効果がどのくらい続くのかというと、年盤の場合、完全にその効果が消えるまで60年間も持続します。
しかし、実際のところは、吉方位は13年間が効果のピークで、それ以降は徐々に吉方位の「気」は肉体と同化し、「吉方位体質」は残りますが、直接的な吉作用は下火になってまいります。
また効果が現われ始めてから1年目、4年目、7年目、10年目、13年目がその中でも特に顕著に効果が出てきます。
注意点は、年盤の影響は上記のような吉方位だけではなく凶方位についても当てはまるということです。
年盤において例えば「五黄殺」が東に回座しているときにその方位を侵してしまった場合には、2回目の立春から60年間その影響を受け続け、徐々に不幸が1年目、4年目、7年目、10年目、13年目と色濃く出てきます。
本命殺や本命的殺なら13年目以降はやや肉体的には回復致しますが、強力な凶作用が続きますので、継続的に方位取りを行なわないと、凶作用は消し去ることは不可能です。
凶方位の方が吉方位の約3倍、毒の作用の方が強いため、凶方位に関していえば60年その不幸作用は続きます。
また、2大凶方位はその特性から「暗剣殺」の方が効果の現われるのが早く、「五黄殺」はゆっくりと凶作用が襲い掛かってくるのです。
また「暗剣殺」は上記の「効果早見表」に沿った潜伏期間を待たずに即効的に効果を表わすことがありますので特に注意しましょう。
年盤効果早見表に記載されている時期は、あくまでも顕著に現れる時期であり、参考程度に考えて下さい。
この他に自分の本命星が方位取りした方位に回座した場合や、方位取りした方位の「星」が自分の「星」の定位に回座した場合(たとえば本命星五黄の人が東の凶方位をとって、中宮に三碧が廻座する時)など、いくつか影響を表面化する時期というのがあるため、潜伏期間を待たず少しずつ影響を受け始めます。
まぁ、凶方位の作用の恐ろしさは、ちょっと、食品添加物の怖さと似てます。
「美味しい〜」
とファーストフードばかり食べていて、20年後に生活習慣病になるとかそんなイメージに近いものがあります。
特に「暗剣殺」が即効的に効果を表わすというのが特徴であって、その他の方位の場合も、方位を取った瞬間から方位の作用は働き始めます。
吉方位と凶方位の方位を比較すると、凶方位の方が早く影響が出ます。
凶方位を取らないための知識だけでも身につけておいて損はありません。
月盤の影響が現われる時期は、これも年盤と原理は同じですので、応用して考えてみて下さいね。
効果が顕著に現われるのが取った方位の「星」が中宮にめぐった時ですが、毎月の「九星」の位置が変わる月盤を使って考えますので、潜伏期間は年盤のような年単位ではなく、月単位で考える事になります。
「月盤」の吉方位取りの効果が顕著に現われる時期について
方位取り(祐気取り)をした方位 | 効果が現われる時期 |
---|---|
東南 | 方位取り(祐気取り)をした次の月から |
東 | 方位取り(祐気取り)をしてから2回目の月初めから |
西南 | 方位取り(祐気取り)をしてから3回目の月初めから |
北 | 方位取り(祐気取り)をしてから4回目の月初めから |
南 | 方位取り(祐気取り)をしてから5回目の月初めから |
東北 | 方位取り(祐気取り)をしてから6回目の月初めから |
西 | 方位取り(祐気取り)をしてから7回目の月初めから |
西北 | 方位取り(祐気取り)をしてから8回目の月初めから |
月盤では吉方位取りの効果が完全に消えるまでは5年かかりますが、13ヶ月までをピークとして実感がなくなります。
だから定期的に吉方位取りをする必要があるんですね。
年盤と月盤の効果の大きさを比べた場合、ある流派さんでは「年盤は月盤の12倍の効果がある」と言う事ですが、実際は単純には倍数で計りきれませんし、もっと奥が深いのでこれだけを鵜呑みにしないようにして下さい。
年盤の影響は月盤と比べると非常に大きく、運命を左右します。
特にその効果は、健康面はもちろん、自分の家や職場、パートナーや友だち・家族といった生活環境に出てきます。
一方で、月盤の影響は人間の精神に影響を及ぼす場合が多いです。
だから、おでかけ風水をすると、まずポジティブになりますし、自分で自分を責める癖もなくなり、自信がつきます。
精神的な健康面、健全なものの考え方、引き寄せを招く潜在意識に直接作用するので、願いが叶いやすい引き寄せ体質になりたいなら、おでかけ風水の実践をお勧めします。